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『桜の花の咲く頃に』 [映画]

感動しました・・・。
やはりドキュメンタリーの時代がくるのか・・・。
自分の高校時代を思い出しました。

たくさん事件があったな・・・。
やはり一番思い出深いのは高校時代だよな。

人の数だけ、物語がある。


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「飛び魚を待ちながら」 [映画]

「飛び魚を待ちながら」
携帯電話の電話状況をリサーチする会社のOLが台湾のとある片田舎の島にやってきて、そこで、自然と共に自由に生きる男に恋をする・・・といった内容。ありがちといえばありがちなのだが、そんなひどい映画でもなかった。ただ、中盤中だるみしたかな。電話をかけるかけないという互いの気持ち葛藤の部分は長かったような気がする。そこで、無理やり90分にした感じがする。基本的に低予算の映画なので、キャストはまちの住民をつかったりしたらしい。中国語でやりとりしていたので、全然不自然さとかを感じることもなかった。ほかには特別語るところがあるわけでもないな。劇中に携帯電話や飲料の会社を協賛としてお金をあつめたりしているのだろうか?最後のスタッフロールに名前が出ていた。

映画が終わったあとに、監督、プロデューサーのティーチインがあったのだが、沼田にまで、質問の時間が回ってこなかった。中国のメディアなども来ていて、沼田の聞きたいこととかぶっていたのだが、ようは台湾の映画市場の話だ。もう、5年くらい前になるが、台湾にいったときに、やっぱり台湾の映画を見ようと思ったけど、台湾の映画を見られる場所なんて、どこにもなかったのだ。ちょうど、台湾映画祭なるものが終わったところで、現地の人にも、「この映画祭ぐらいでしか、台湾映画はみれない」といっていた。それから、状況はどれぐらいかわったかなとおもったのだけど、それほど変わっていないようだった。韓国のような派手さがなく、現代の日本映画に近い作風(恋愛ドラマで言葉が中国語みたいな)が多いかもしれない。日本で配給する会社もなかなか難しいだろうなと思わざる得ないが、これを成功するば、台湾映画の開拓者になれるんだが、と思ったりする。ホウシャオシェンやエドワードヤンみたいな監督が新人で現れるんだろうか?

やっぱりこれも配給されないだろうな。これで儲かるとは思えないものな。


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「月光の下、我思う」 [映画]

「月光の下、我思う」
劇中の背景となっている年代、そのた中国の情勢などがわからないと、理解しにくい点もた多々ある。最初は母、娘の関係と娘の恋物語をめぐる平凡な、特別起伏のないラブストーリーかと思せつつ、最後は「おいおい!」と突っ込みたくなるような娘の恋人と母親がいけない関係になってしまう。登場人物は本当に数人で、これぐらいやらないと、映画として成立しないよな、ということを考えると、まあ、わからなくもないのだけど、この映画を評価するのは難しいな・・・。どこか映画は是枝さんの映画の空気と似ているかも、「幻の光」みたいな感じかな。この召使の人は日本人なのか、どうなのか、よくわならないが、劇中にはところどころに日本語がでてくる。日本の曲の中国版も流れたりする。美空ひばりの曲も出てきたりする。そもそも、この母親が東京にいたことがあるという設定だったりするわけで、かなり日本を意識しているわけだ。それが当時の台湾にとってはそれほどめずらしいことではなかったのだろうか?ともかく、ほとんど劇中の説明がないままに進んでいくので、(編集でカットされたのかもしれないが)よくわからん。マニアならこういう、独特の空気が好きな人もいるかもしれないが、興行的にはむずかしいだろうな。

日本で配給されることはないと思われる。


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「東京物語」小津安二郎 [映画]

ストーリー 10
音楽 6
映像 10
演出 8
独創性 7
総合 41
親と子どもを巡るすれ違いには、驚くぐらい現在でも変わらないテーマである。これを戦後間もないころの状況と同じ感覚でみれることが時代は変わっても抱える問題であることを印象づけた。また、物語の細部で、お酒をもらいに行くシーン。親を殺す子どももいれば、ましな方だと述べるシーン、東京から広島まで、16時間ぐらいかかること、東京の町並みなどが印象的。ストーリーは普遍性のあるものが、今見ると非常に新鮮に見える点で、非常に点数が高い。音楽はほとんど使われていないのだが、要所要所で使い、音楽に頼りきらずにまとめていくところはさすが。映像は小津独特の映像として、ローアングルで固定し、遠近の出し方など含めて、非常にうまい。絵画的な構図といい、非のうちどころがない。うますぎる。アップの絵と引きの絵をバランスよく配置するところもみごと。熱海のシーンは非常にきれい。演出といえば、笠智衆の飄々とした感じなどがみごとにはまる。とみが死んでしまうことを息子から予告されたところのリアクションなどは、変な話だが、面白おかしい。そして原節子のいわゆる古風な日本の女性像は本当に美しい。独創性は評価しづらいところだが、映像の作り方が彼独特なところだろう。ともかく傑作であることに違いはない。

東京物語

東京物語

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2005/08/27
  • メディア: DVD


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「スーパーサイズ・ミー」 [映画]

マクドナルドはとんでもない食い物を作っているんだ。
と納得させられる作品。そのドキュメンタリーの作り方は「ボウリングフォーコロンバイン」のマイケル+***に似ている。
どこかユーモラス。アメリカの危険な状況を巧みに訴えることに成功している。
しかし、本当にアメリカ人はどうしてそんなに肥満だらけなんだろうか?マクドナルドのようなジャンクフードはたしかに健康によくないし、太りやすいのかもしれないけど、だからといって、肥満が社会問題になるほど深刻なアメリカの状況を考えると、ちょっと信じられない。
スパーサイズというマクドナルドのセットがあったとは本当に驚き。あんな量のポテトを食べていれば誰だっておかしくなるというものだが、食べきれる人間がいるということだけでも驚かされる。尋常じゃなかったぞ、あの量は。
そういう風にしてさんざん「マクドナルドはやばいぞ。」というドキュメンタリーを見ながら、沼田は無性にマックで飯を食べたくなってしまい、映画を見終わるとマックにいき、ビックマックセットを頼んでしまった。
ドキュメンタリーの訴えと別の方向に進んでしまった沼田はさらにどうしよもないやつかも。

スーパーサイズ・ミー

スーパーサイズ・ミー

  • 出版社/メーカー: レントラックジャパン
  • 発売日: 2005/07/08
  • メディア: DVD


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「NANA」 [映画]

映画名 NANA
監督 大谷健太郎
出演者 中島美嘉、宮崎あおい、成宮寛貴、松田龍平
各種データ 制昨年 2005 制作国 日本 長さ
"評価10点満点"
ストーリー 4
音楽 3
映像 3
演出 4
独創性 1
合計 15

忠実に漫画を映像化した。というほかに表現の仕様がない。それ以上でも、以下でもない。この映画の評価の仕方は「漫画を忠実に描いているから」おもしろい。か、「描けていないから」つまらないかのいずれかではないだろうか?個人的には主人公の二人のNANAのキャスティングは見事。イメージどおり。ハチの友人たちと幸子も漫画の通りだった。
しかし、その周辺のキャスティングでいけば、バンドを形成する他のメンバーはどうも「違う」。これは実際にミュージシャンではないからだろうか。音楽をやっている人間の雰囲気が出せずにいた。ただの演技のうまさや、カリスマ性を役者として持っていても、ミュージシャンとは異質なものなのかもしれない。(音楽はラルクっぽい、というか、そうなのか?)。最近映画やドラマをみていないので、ここで出てくる人間たちのキャリアをみるとここ数年で作られた映画に出演してきた若手の役者たちのようだ。ここ3年間ばかり映画から離れていたので、ほとんど知らなかった。
さて、映画の演出部分について触れるところがあるとすれば、劇中に音楽を登場させて、魅了するという意味では「スワロウテイル」(監督:岩井俊二)に遠く及ばない。あの<yen town band>並みの圧倒的な勢いを出し切れていないのは中島の力不足か。カメラワーク、カット撮りの方針によるものかもしれない。
そして、内容。これは漫画のままなので、特別かくこともないが、しいて言えば、幸子。おれはお前が好きだ。いい。かわいい。「わざとだよ。」といわれて何も感じない男がいるだろうか?いや、いないはずはない。小物も含めた映画の世界を「セット」としてつくりだすことには成功している。これはお金をかければ何とかなるところでもあるが、漫画どおりの部屋、空間だった。
さて、どうしてこの映画がこんなに受けるのか、もうそれは、メディアミックス戦略の賜物だろう。原作として2300万部売れているこの漫画が映画化されれば、それだけで多くの人間が映画館に通う。よっぽどできがわるくなければ。そういう意味では映画は無難に仕上げたのだろう。

NANA-ナナ-FM707

NANA-ナナ-FM707

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • 発売日: 2005/08/26
  • メディア: DVD


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