「1Q84 BOOK 1」「「1Q84 BOOK 2」 [読書]
何度も書いているけど、村上春樹が特別好きなわけでもないし、
格別おもしろいと思うわけでもない。
けれども、新刊が販売されると購入することにしている。
沼田が村上春樹を好きでない理由は明確で
「必要以上の性描写」
に尽きる。
彼はこの作品で、この描写を妙にリアルに(もしくは、必要以上に)
特別な行為(もちろん、特別だろうが)として、繰り返し描く。
物語の中に、この性的な部分をどうしてここまで描き混みのかがいまいちわからない。
ふんわりと起こりえないことが当たり前のように語られていくストーリー展開とやけに具体的で
嫌悪感を抱く部分と大きく二つの軸が行ったり来たりしながらものがたりは進む。
主人公たち特有の会話は毎回の作品でも同じだが、
①「わからない」
②「そうかもしれない」
③「やれやれ」
上記の台詞が必ず出てくる。
いつのまにか、非日常の世界に引きづりこまれ、
不思議な物語を納得させされ(もしくは納得することにし)
事件や出来事とに振り回される。
そして、突然物語は終わる。
おもしろくないとは思わないが、
特別おもしろいとも思わない。
「東京忌憚集」が傑作だとおもうのだが。
彼は短編の方がむいているのではないか。
格別おもしろいと思うわけでもない。
けれども、新刊が販売されると購入することにしている。
沼田が村上春樹を好きでない理由は明確で
「必要以上の性描写」
に尽きる。
彼はこの作品で、この描写を妙にリアルに(もしくは、必要以上に)
特別な行為(もちろん、特別だろうが)として、繰り返し描く。
物語の中に、この性的な部分をどうしてここまで描き混みのかがいまいちわからない。
ふんわりと起こりえないことが当たり前のように語られていくストーリー展開とやけに具体的で
嫌悪感を抱く部分と大きく二つの軸が行ったり来たりしながらものがたりは進む。
主人公たち特有の会話は毎回の作品でも同じだが、
①「わからない」
②「そうかもしれない」
③「やれやれ」
上記の台詞が必ず出てくる。
いつのまにか、非日常の世界に引きづりこまれ、
不思議な物語を納得させされ(もしくは納得することにし)
事件や出来事とに振り回される。
そして、突然物語は終わる。
おもしろくないとは思わないが、
特別おもしろいとも思わない。
「東京忌憚集」が傑作だとおもうのだが。
彼は短編の方がむいているのではないか。
東京忌憚集!いいですねっ。
1984、それでも僕は好きだなぁ。。
by くりくり (2009-07-19 22:34)
「わからない」「そうかもしれない」「やれやれ」
ですね。
この分析はおもしろい。
性描写が印象的なのは、非日常的な浮遊感に実体を持たせたいのではないでしょうか?
by ニシT (2009-07-22 11:40)