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ヒルサイドエリア Y150つながりの森の現状 2009.7.13

ヒルサイドエリア Y150つながりの森の現状 2009.7.13

4日のオープニングから、あっという間の2週間。
出だしはまずまずというところだろうか。

風雨の問題など運営的な課題などは、
どこかの企業精神のように「日々改善」ということでつぶしつづけているが、
あとはコンテンツの勝負に移ってくる。

やはり、関係者も含む出展者の「パッション」が他のイベントとは異なり、
変容し、変わり続ける会場としての魅力は十分に発揮しつつあるのではないろうか。

愛知万博で、3月末にグローバルループを歩いた時と8月にグローバルループを歩いた時では
まったくその風景が異なることにあたりまえではあるけれど、驚きを隠せなかった。
木々の緑は会場を包み込み、緑の中を歩く感覚はイベント会場というよりは空中庭園であった。

この会場も全く同じで、7月の梅雨明け前から、真夏、秋頃まで会場の緑を中心とした色彩は変わり続け、
虫や鳥たちの鳴き声も朝方から夜にかけて変わり続ける。

朝にはつがいのカモが現れ、昼頃には数種のトンボが飛び回り、夜にはカエルが鳴く。

夜、森の中にぼうっと竹で作られた建造物のシルエットを浮かびあがるあたりは、
非常に神秘的であり、美しい光景になる。

(残念ながら、この会場の夜を楽しめるのは、8月9月の一定期間の土日だが)

関係者が知人、友人、親類を巻き込み、さらにその友人、知人が巻き込まれていくという
「つながりの森」としての物語ははじまったばかりでありながら、

「なぜ、ここにいるの?」

という偶然の再会と出会いが繰り返されていると、あちこちで聞く。

世界は狭い、橫浜の狭い。
367万人といえど、どこかで、誰かがつながっている。

ということを感じる世界である。


ただし、一つこの会場を楽しむためには暗黙のルールがあるようにも思える。

それは、「語りかけること」である。

会場にいる人々(出展者、スタッフ、来場者だれにでも)に語りかけることができれば、
その楽しさは10倍、20倍となるだろう。
それだけ魅力的で、不思議で、思いがけない人々や事柄に充ち満ちている会場なのだが、
それは、「語りかける」ことなしには、気づかず、知られることのないものばかりでもある。

もちろん、説明用のパネルや資料もあるのだが、過剰に説明することもなく、
感じ語り合うことで、発見するプロセスが大事なような気もする。(そればっかりでもよくなのだが)

というわけで、「つながりの森」は少々楽しみ方がむずかしいかもしれないが、
つながりつづけ、ひろがりつづけるポジティブなループが、9月頃には必要以上に熱気を伴って、
橫浜中に伝播していることと思う。

2009年7月13日


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