A Piece of Future | FISHMANS+
「あ、あー、聞こえてますか?」で始まるこの楽曲群は
、Fishmansの「A Piece of Future」を原曲に、
未来のテープレコーダーに記録されたメッセージとしてまとめられている。
さて、そもそもFishmansを知らない人がこのCDを買うのかというと、
どうだろう、やっぱり手にしないんじゃないかと思う。
ので、まずもって、Fishmansの楽曲群を聞いて見ることをお薦めするのだが、
どういうわけかこのCDを買ってしまった、
もしくは、「聴け!」と言われて、無理やり先輩に押し付けられた、
「よいから、聴いてみて」と大好きなあの人から預かった等々、
その状況は様々だと思うが、なにが言いたいかということ、
結局、このアルバムはその楽曲アルバムタイトルの通り、
「A Piece of Future」なわけである。
ボーカルの佐藤伸治亡き後、ゲストボーカルという形で、
Fishmansの楽曲は度々演奏されているし、
トリビュート・アルバムなどもリリースされているが、
それとは全く異なる新しいコンセプトでこのアルバムは創りだされている。
つまり、Fishmans名義ではなく、Fishmans+名義である。
「さまざまな試みを、みんなで感じること。それがFISHMAN+の活動であり、
参加する人たちすべてがFISHMAN+のメンバーなのです。(※)」
とのことで、つまり、どういうことかというと、Fishmansの音楽を再現しようとか、
だれのボーカルがよかったとか、そういう次元にはもはやなく、
新しいなにかを創りだそうとする活動の延長にこのアルバムがあるということなのです。
そもそもFishmans+はプロジェクト体であり、そのメンバーはかなり豪華だけれど、
一体全体だれがどのような形で関わっているかはよくわからないというのが
シロートの自分の感想だけれど、このプロジェクトに関わっているということは、
なにがしか、Fishmansに惹かれるものがあって、
そこに名を連ねているんだということはわかる。まあ、すごいメンバーたちだ。(※)
で、そうしたメンバーにFishmansが好きだったらFishmans+のメンバーとして、
参加してもらっていいよ、ということなので、ファンの1人なのだけど、
メンバーの1人として、参加するというそういうことを勝手にやってよいのだと思う。
さて、こういう音楽は夜、真っ暗なリビングで、
割りと音質のよいヘッドフォンを用意し目を閉じて聞くべき音楽なのだろうと思う。
まあ、どんなきき方をしてもいいのだろうけど。
とにかく、夜。静かな夜に聴くべき。
誰もいない、ビルの高層階か、もしくは、地下、誰もいない、光の届かないような、
そんな場所、もしくは、仕事帰り、バイト帰りの終電、それも、
各駅停車で、ガラガラの地方の鉄道なんかがよいのではないだろうか。
とにかくそういう、音楽と空間が連動して、何処かにつれていってくれるような、
もしくはどこかと間違えてしまうような、そういうところ。
宇宙なんて、いいんじゃないだろうか。
そういう音楽で、どこから始まりで、何処が終わりなのかわからなくなるような、
永遠に続くときの流れに見を委ねるような、そんな感覚。
そんな時に必要とされる音楽。
それも、やはり、Fishmansがすきだから、そう思うのだろうけど。
でも、この楽曲名がとにかくよいのである。
「A Piece of Future」=未来のかけらというわけで、
こんなシャレタ曲名で、名前負けせずに未来の断片を感じることができるということで、
もう何も説明する人はやっぱりないんだよなあ。
(※http://fishmansplus.com/参照)
(※参考までに昔のエントリー「(フィッシュマンズと私:沼田真一ライナーノーツ)」 http://numa0806.blog.so-net.ne.jp/2009-04-26
2013/02/24
、Fishmansの「A Piece of Future」を原曲に、
未来のテープレコーダーに記録されたメッセージとしてまとめられている。
さて、そもそもFishmansを知らない人がこのCDを買うのかというと、
どうだろう、やっぱり手にしないんじゃないかと思う。
ので、まずもって、Fishmansの楽曲群を聞いて見ることをお薦めするのだが、
どういうわけかこのCDを買ってしまった、
もしくは、「聴け!」と言われて、無理やり先輩に押し付けられた、
「よいから、聴いてみて」と大好きなあの人から預かった等々、
その状況は様々だと思うが、なにが言いたいかということ、
結局、このアルバムはその楽曲アルバムタイトルの通り、
「A Piece of Future」なわけである。
ボーカルの佐藤伸治亡き後、ゲストボーカルという形で、
Fishmansの楽曲は度々演奏されているし、
トリビュート・アルバムなどもリリースされているが、
それとは全く異なる新しいコンセプトでこのアルバムは創りだされている。
つまり、Fishmans名義ではなく、Fishmans+名義である。
「さまざまな試みを、みんなで感じること。それがFISHMAN+の活動であり、
参加する人たちすべてがFISHMAN+のメンバーなのです。(※)」
とのことで、つまり、どういうことかというと、Fishmansの音楽を再現しようとか、
だれのボーカルがよかったとか、そういう次元にはもはやなく、
新しいなにかを創りだそうとする活動の延長にこのアルバムがあるということなのです。
そもそもFishmans+はプロジェクト体であり、そのメンバーはかなり豪華だけれど、
一体全体だれがどのような形で関わっているかはよくわからないというのが
シロートの自分の感想だけれど、このプロジェクトに関わっているということは、
なにがしか、Fishmansに惹かれるものがあって、
そこに名を連ねているんだということはわかる。まあ、すごいメンバーたちだ。(※)
で、そうしたメンバーにFishmansが好きだったらFishmans+のメンバーとして、
参加してもらっていいよ、ということなので、ファンの1人なのだけど、
メンバーの1人として、参加するというそういうことを勝手にやってよいのだと思う。
さて、こういう音楽は夜、真っ暗なリビングで、
割りと音質のよいヘッドフォンを用意し目を閉じて聞くべき音楽なのだろうと思う。
まあ、どんなきき方をしてもいいのだろうけど。
とにかく、夜。静かな夜に聴くべき。
誰もいない、ビルの高層階か、もしくは、地下、誰もいない、光の届かないような、
そんな場所、もしくは、仕事帰り、バイト帰りの終電、それも、
各駅停車で、ガラガラの地方の鉄道なんかがよいのではないだろうか。
とにかくそういう、音楽と空間が連動して、何処かにつれていってくれるような、
もしくはどこかと間違えてしまうような、そういうところ。
宇宙なんて、いいんじゃないだろうか。
そういう音楽で、どこから始まりで、何処が終わりなのかわからなくなるような、
永遠に続くときの流れに見を委ねるような、そんな感覚。
そんな時に必要とされる音楽。
それも、やはり、Fishmansがすきだから、そう思うのだろうけど。
でも、この楽曲名がとにかくよいのである。
「A Piece of Future」=未来のかけらというわけで、
こんなシャレタ曲名で、名前負けせずに未来の断片を感じることができるということで、
もう何も説明する人はやっぱりないんだよなあ。
(※http://fishmansplus.com/参照)
(※参考までに昔のエントリー「(フィッシュマンズと私:沼田真一ライナーノーツ)」 http://numa0806.blog.so-net.ne.jp/2009-04-26
2013/02/24
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